「宮本恒靖会長」誕生。47歳でW杯プレーヤー初の日本サッカー協会トップに「熱狂がいつも近くにあるような、社会を元気にすることを目指して」
日本サッカー協会(JFA)は3月23日、宮本恒靖専務理事が会長に就任したことを発表した。選手、監督としてJリーグを戦い、ワールドカップに出場した経験のある初めての会長の誕生だ。47歳の若さで日本サッカー界のトップに立ち、その発展の先頭に立って語った言葉をお伝えする。
上写真=田嶋幸三前会長(右)からバトンを受けた宮本恒靖会長(左)が日本サッカー界を引っ張っていく(写真◎サッカーマガジン)
3つの大きな目標
「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」
日本サッカー協会が掲げる理念だ。宮本恒靖会長はこれを実現させるために、全身全霊を尽くしてい...