12月21日、名古屋グランパスはサガン鳥栖から酒井宣福を完全移籍で獲得したことを発表した。酒井はアルビレックス新潟、アビスパ福岡、ファジアーノ岡山、大宮アルディージャ、鳥栖と移り、名古屋が6クラブ目となる。

上写真=酒井宣福が7月の月間ベストゴールを決めた相手、名古屋へ移籍する(写真◎J.LEAGUE)

「このクラブでの経験や思い出は僕の財産です」

 2021年7月17日、サガン鳥栖の酒井宣福は鮮やかな左足ボレーを決めて、7月のJ1月間ベストゴールを受賞している。決めた相手は名古屋グランパス。今回、そのチームに完全移籍することになった。

 酒井はヴィッセル神戸の酒井高徳の実弟で、兄と同じくアルビレックス新潟でプロキャリアをスタート。その後、アビスパ福岡、ファジアーノ岡山、大宮アルディージャ、サガン鳥栖と移籍を繰り返しながら成長、鳥栖では登録はMFながらFWとして活躍し、強度の高いハイプレスのスイッチ役として貢献してきた。また、優勝した川崎フロンターレに今季2度目の土をつける鮮やかなゴールを決めたり、上記の月間ベストゴールを決めるなど、29試合に出場して8ゴールとキャリアハイを達成していた。

「はじめまして。このたび加入することになりました酒井宣福です。
 このクラブに僕の持てる全ての力を捧げて、チームの勝利とタイトル獲得のために全力を尽くします!
 みんなでたくさんの喜びを分かち合いましょう!応援よろしくお願いします!」

 酒井はサイドバックでも中盤でもプレーできるだけに、新シーズンからチームを率いる長谷川健太監督がどんな形で起用するのか楽しみだ。

 鳥栖では1シーズンのプレーだったが、大きく成長させてくれたファン・サポーターに向けて、感謝のメッセージを残した。

「この度、名古屋グランパスに移籍することになりました。
 この1年間はとてもあっという間で、充実した1年間でした。
 それも、常に熱い応援をしてくれたサポーターの皆さんや、トレーニングから厳しい要求をしてくれた監督やコーチングスタッフ、常に身体を気遣ってくれたメディカルスタッフ、その他クラブに関わる全ての方々のおかげです。本当にありがとうございました。
 このクラブでの経験や思い出は僕の財産です。
 1年間という短い時間でしたが本当にありがとうございました」

酒井宣福(さかい・のりよし)
■ポジション:MF
■生年月日:1992年11月9日(29歳)
■身長/体重:180cm/78kg
■出身地:新潟県
■経歴:三条SSS - レザーFC Jrユース - 帝京長岡高 - アルビレックス新潟 - アビスパ福岡 - アルビレックス新潟 - ファジアーノ岡山 - アルビレックス新潟 - 大宮アルディージャ - サガン鳥栖
■出場記録
J1:61試合9得点
J2:145試合19得点
リーグカップ:11試合0得点
天皇杯:14試合3得点


This article is a sponsored article by
''.