【キルギス戦】中盤でゲームを操る“司令塔”三竿の存在感~「焦れずにやれた」
上写真=ボランチでボールを裁き、試合をコントロールした三竿
写真◎Getty Images
「ペースを乱してしまうともったいない」
日本は前半開始早々の2分に山中亮輔のゴールで先制し、19分にも原口元気がFKを決めて、2点のリードを奪う。前半のうちに3点目、4点目を狙って、さらに畳み掛ける選択肢もあっただろう。だが、三竿健斗は冷静だった。
「縦パスも狙いたかったけれど、相手もそれを狙っているのが分かっていたので、横に振りながら焦れずにやれていたと思う。相手が(前から奪いに)来ているわけでもないし、自分たちが優位にボールを持っていたので、そこでペースを乱してしまうともったいない。余裕を持っ...