【ACL決勝第1戦】鹿島・三竿健斗が語るファイナル先勝の要因~「想定内だった」
上写真=中盤の底で相手の攻撃の芽を摘んだ三竿
写真◎近藤俊哉
2点目の起点となった、三竿の“機転”
鹿島のかじ取り役は、自身初のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の舞台でも冷静だった。「みんなで声かけ合って、落ち着いてできた。慌てないことを意識していた」と、三竿健斗は第1戦の90分間を振り返る。
その中で、勝利へのキーワードとなったのが、三竿が発した「想定内」という言葉だろう。
前日会見では大岩剛監督が「(ペルセポリスの)ウィークポイントをつかんでいる」と話していたが、実際にプレーした三竿は「アンカーの横が空くのは分かっていたので、そこを使うことをみんなで意識した。直線的なパスだと...