青森山田のMF浦川流輝亜が準々決勝・昌平戦で1得点1アシストの大活躍を見せた。貴重な先制点で勢いをもたらし、決勝点となったチーム3点目もお膳立てするなど、ベスト4進出の立役者となった。

上写真=得点後、チームメイトの武田とハイタッチを交わす浦川(写真◎福地和男)

地元・神奈川で選手権初ゴールを記録

 強敵、昌平との準々決勝で1得点1アシスト。青森山田の左翼を担うMF浦川流輝亜がチームを4強入りに導く活躍を見せた。

 前半10分、右サイドを突破したMF松木玖生からのクロスを受けると、素早く右足でシュート。一度は相手GKに跳ね返されたが、こぼれ球を自ら拾い、今度は利き足の左足でゴール右スミに流し込んだ。浦川にとって、これがうれしい大会初ゴール。「フリーだったので落ち着いてキーパーと相手の動きを見て、逆を取れました」と、ゴール前でも慌てず、貴重な先制点をチームにもたらした。

 2-0で迎えた前半アディショナルタイムには、チーム3点目となる武田英寿のゴールをお膳立て。持ち場の左サイドからゴール前に正確なクロスボールを送り、走り込んだ武田が頭で合わせた。「中に入って来てほしいと常に伝えているので、そこに武田(英寿)選手が入ってくれて良かった」と振り返り、「毎日クロスの練習をしてきたので、日頃の努力の成果だと思います」と、胸を張る。

 また、この日の試合は地元・神奈川県での開催ということで、いつも以上に気合いが入っていた。中学時代は横浜FCジュニアユースに所属していたが、青森山田高でプレーする2歳年上の兄・流樺(現専修大)の影響を受け、中学3年の終わりに青森山田中に編入した経歴を持つ。「横浜FCの友達も来てくれていたので活躍したいと思っていた」と胸の内を明かし、「いままで結果を残せていなかったけど、今日は良かった」と、達成感をにじませた。

 次はいよいよ、埼玉スタジアムで開催される準決勝。「去年は埼スタのピッチに立てなかったので、今年こそは立ちたいと思っていました。また結果を残せればいいし、優勝して最高の形で終わりたい」。1年越しの夢を叶え、再び輝くことを誓った。

取材◎多賀祐輔 写真◎福地和男

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