1月3日、千葉・フクダ電子アリーナで高校サッカー選手権2019の3回戦、鵬学園(石川)対 矢板中央(栃木)が行なわれ、今大会初の完封勝利を飾った矢板中央が3年連続での8強入りを果たした。
上写真=3試合連続ゴールを記録した矢板中央の左合(写真◎福地和男)
■2020年1月3日 全国高校サッカー選手権3回戦(千葉・フクダ電子アリーナ)
鵬学園 0-2 矢板中央
得点者:(矢)西村碧海、左合修土
矢板中央の手堅いゲームプラン
互いにリスクを避けてロングボールを多用する展開の中、14分に思わぬ形でスコアが動く。矢板中央のMF柿崎貴翔がゴール前にクロスを送ると、鵬学園のGK前原瑞穂がキャッチミス。こぼれ球をFW西村碧海が難なく無人のゴールに流し込み、矢板中央が先制点を奪った。リードした矢板中央は後半の早い時間帯から守備を厚くして鵬学園の攻撃を跳ね返し、終了間際の77分、MF左合修土が決定的なチーム2点目を奪って勝負あり。持ち前の堅守を存分に発揮した矢板中央が、3年連続での準々決勝進出を決めた。