1月3日、千葉・フクダ電子アリーナで高校サッカー選手権2019の3回戦、四日市中央工(三重)対 日章学園(宮崎)が行なわれ、壮絶な点の取り合いの末、PK戦を制した四日市中央工が準々決勝に駒を進めた。
上写真=PK戦を制した四日市中央工が勝利の喜びを爆発させる(写真◎福地和男)
■2020年1月3日 全国高校サッカー選手権3回戦(千葉・フクダ電子アリーナ)
四日市中央工 3-3(PK4-3) 日章学園
得点者:(四)森夢真2、宮木優一 (日)鈴木陽介2、木脇蓮苑
取られたら取り返す。合計6得点のシーソーゲーム
前半11分にMF森夢真の3試合連続ゴールが生まれ、四日市中央工のリードで折り返した後半は激しい点の取り合いとなった。46分、日章学園のFW鈴木陽介が個人技から同点弾を奪うと、50分にFW木脇蓮苑がヘディングシュートを決めてスコアをひっくり返す。対する四日市中央工も、53分にMF宮木優一、56分に森がネットを揺らして再び勝ち越したが、58分に日章学園の鈴木がチーム3点目をマーク。試合は3-3で後半が終了し、迎えたPK戦では、互いに1人ずつが失敗して迎えた5人目で、日章学園の1年生の木脇が痛恨の失敗。キックは無情にもポストに弾かれ、四日市中央工が準々決勝進出が決まった。