1月2日、埼玉・NACK5スタジアム大宮で行なわれた高校サッカー選手権2019の2回戦、専大北上(岩手)対國學院久我山(東京B)の一戦は、スコアレスのまま80分間を終了。決着はPK戦へと委ねられ、國學院久我山が制した。

上写真=PK戦に勝利して歓喜に沸く國學院久我山の選手たち(写真◎矢野寿明)

■2020年1月2日 全国高校サッカー選手権2回戦(埼玉・NACK5スタジアム大宮)
専大北上 0-0(PK5-6) 國學院久我山

國學院久我山が数的不利をはねのける

 12月30日の開幕戦を8-0と大勝で飾った國學院久我山だが、2回戦では専大北上の前に攻撃陣が沈黙。11本ものシュートを放つも空砲に終わるなど、ゴールを奪うことができない。51分にはDF加納直樹が2枚目のイエローカードを受けて退場となり、数的不利を強いられる。それでも、10人で残り時間を耐えしのぎ、0-0で80分間を終了。PK戦では専大北上の7人目が失敗したのに対し、後攻の國學院久我山GK村上健がキックを成功させ、3回戦進出を決めた。

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