ミッドウィーク開催となった4月27日の明治安田生命J2リーグ第12節は、5連戦の2戦目。上位で生きが良いのがベガルタ仙台、アルビレックス新潟、ファジアーノ岡山だ。仙台が連勝、新潟も連勝で5試合負けなし、岡山も5試合負けなしでそれぞれ順位を上げている。

上写真=アルビレックス新潟は三戸舜介が終盤に追加点。5試合で4勝と乗ってきた(写真◎J.LEAGUE)

岡山も5試合負けなし

 ベガルタ仙台が連勝だ。第10節で横浜FCとの首位決戦には敗れたものの、その後、FC琉球に勝って臨んだロアッソ熊本とのアウェーゲームでも2-0で勝利。フェリペ・カルドーゾの2試合連続ゴールと平岡康裕の今季初ゴールが飛び出している。首位の横浜FCはいまだ負けなしだがFC町田ゼルビア戦は1-1に終わり、2試合連続ドローと少し足踏み。仙台は5ポイント差まで近づいている。

 そこから1ポイント差で追走するのがアルビレックス新潟だ。ホームにいわてグルージャ盛岡を迎えたゲームで、44分に松田詠太郎、88分に三戸舜介と、前後半の終盤に決めて2-0とした。これでここ5試合で4勝1分けと、13ポイントを荒稼ぎしている。

 プレーオフ圏内の6位に浮上したファジアーノ岡山も見逃せない。ブラウブリッツ秋田とのアウェーゲームで、前半のアディショナルタイムにセットプレーから柳育崇が押し込んだゴールを、最後まで守りきった。第8節でモンテディオ山形に勝ったあと、琉球、新潟、熊本と3試合連続ドローだったが、勝てないが負けない堅い試合運びが実って、4試合ぶりの勝利を手にした。

 さらに乗っているのはヴァンフォーレ甲府で、4連勝を達成した。東京ヴェルディを2-0で下して、7位にジャンプアップしてきた。いま最も勢いのあるチームかもしれない。

画像: 岡山は柳育崇が決勝点。6位に浮上してきた(写真◎J.LEAGUE)

岡山は柳育崇が決勝点。6位に浮上してきた(写真◎J.LEAGUE)

J2第12節の結果

■4月27日
秋田 0-1 岡山
得点:(岡)柳育崇

大宮 3-2 群馬
得点:(大)菊地俊介、西村慧祐、矢島慎也(群)岩上祐三、平松宗

千葉 2-0 山口
得点:(千)見木友哉、高木俊幸

横浜FC 1-1 町田
得点:(横)長谷川竜也(町)ヴィニシウス・アラウージョ

新潟 2-0 岩手
得点:(新)松田詠太郎、三戸舜介

徳島 0-1 山形
得点:(山)小西雄大

長崎 1-0 水戸
得点:(長)エジガル・ジュニオ

熊本 0-2 仙台
得点:(仙)フェリペ・カルドーゾ、平岡康裕

大分 0-0 栃木

琉球 1-1 金沢
得点:(琉)草野侑己(金)毛利駿也

甲府 2-0 東京V
得点:(甲)山田陸、三平和司


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