V・ファーレン長崎は1月6日、大宮アルディージャから2選手が加わることを発表した。GK笠原昂史を期限付き移籍で、DF櫛引一紀を完全移籍で獲得する守備の補強だ。

上写真=櫛引一紀は完全移籍で長崎の一員に(写真◎J.LEAGUE)

「この4年間は僕の宝物」と笠原

 大宮アルディージャから守備を司る2人がV・ファーレン長崎に加わった。GK笠原昂史は2022年2月1日から2023年1月31日までの期限付き移籍となり、この間は大宮と対戦する2022シーズンすべての公式戦に出場できない。北海道コンサドーレ札幌、名古屋グランパス、サンフレッチェ広島でもプレーしたDF櫛引一紀は、完全移籍での加入となる。

「2022シーズンから V・ファーレン長崎に加入することになりました櫛引一紀です。V・ファーレン長崎に関わるすべての人たちの力を 合わせてJ2優勝、J1昇格を成し遂げましょう。よろしくお願いします!」

 櫛引は新チームのファン・サポーターにこうあいさつした。大宮では2019シーズン途中から、そして21シーズンにプレーしたが、応援してくれたファン・サポーターに感謝を伝えた。

「昨年は苦しいシーズンになりましたが、たくさんの応援をありがとうございました。チームを離れても、大宮アルディージャのことは常に応援しています。またスタジアムで皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。1年間ありがとうございました」

 笠原は水戸ホーリーホック、大宮に続く3チーム目でのプレーになる。同様に長崎のファン・サポーターにあいさつ。

「V・ファーレン長崎に関わるすべての皆さま、はじめまして。2022シーズンより加入させていただくことになりました笠原昂史です。 自分の特徴を発揮しチームの勝利のために全力を尽くします。J2優勝、J1昇格のため、スタジアムで共に戦いましょう! 熱いサポートよろしくお願いします!!」

 大宮での最初の3シーズンはコンスタントに出場してきたが、2021シーズンは6試合にとどまった。出身の埼玉を離れる思いをファン・サポーターに届けている。

「大宮アルディージャに関わるすべての皆さま、1年間熱くサポートしていただきありがとうございました。生まれ育った埼玉。そして憧れの地だったNACK5スタジアム大宮でプレーできたこの4年間は、僕の宝物です。今年は共に戦うことはできませんが、新たな環境で自分らしく戦ってきたいと思います」

櫛引一紀(くしびき・かずき)
■生年月日:1993年2月12日(28歳)
■出身:北海道
■身長/体重:182cm/82kg
■ポジション:DF
■経歴:富岸ジュニアキッカーズSS - 登別緑陽中 - 室蘭大谷高 - 北海道コンサドーレ札幌 - 名古屋グランパス - 大宮アルディージャ - サンフレッチェ広島 - 大宮アルディージャ
■出場記録
J1:34試合0得点
J2:181試合3得点
リーグカップ:17試合0得点
天皇杯:10試合0得点

笠原昂史(かさはら・たかし)
■生年月日:1988年11月21日(33歳)
■出身:埼玉県
■身長/体重:191cm/83kg
■ポジション:GK
■経歴:江南南SS - クマガヤSC - 市立船橋高 - 明治大 - 水戸ホーリーホック - 大宮アルディージャ
■出場記録
J1:0試合0得点
J2:183試合0得点
リーグカップ:0試合0得点
天皇杯:6試合0得点


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