ジュビロ磐田は25日、鈴木政一監督の退任および伊藤彰氏の監督就任を発表した。伊藤新監督は2021シーズンはヴァンフォーレ甲府を率いていた。モダンなスタイルを標榜し、選手をやりくりしながら昇格圏に勝ち点4差の3位に導いていた。
上写真=磐田の新監督に決まった伊藤彰氏(写真◎J.LEAGUE)
甲府を3位に押し上げる
チームをJ1昇格に導いた鈴木政一監督の退任が決まった。2020シーズン途中にフベロ監督のあとを受けてチームを率いると、選手の能力をうまく引き出しながら総合力を高めて2021シーズンにJ1昇格とJ2優勝を達成。ただ、シーズン終盤には体調不良でチームを離れた時期もあり、体調面を踏まえて退任することとなった。
後任は前甲府の監督の伊藤彰氏。戦力がなかなか整わない時期もありながら昇格圏にあと一歩の3位にチームを導いていた。伊藤監督にとっては2017年シーズン途中で指揮を執った大宮時代以来のJ1での戦いになる。
■伊藤 彰(いとう・あきら)
・生年月日:1972年9月19日
・出身地:埼玉県
・選手歴:武南高→国士館大→富士通/川崎F→大宮→鳥栖→徳島
・指導歴:大宮U-12コーチ(07-08)→大宮Jrユースコーチ(08-11)→大宮Jrユース監督(11-14)→大宮ユース監督(14-16)→大宮トップチームコーチ(16-17年5月)→大宮監督(17年5月-11月)→甲府トップチームヘッドコーチ(18-19)→甲府監督(19-21)