上写真=ホームでの鹿島戦に向けて前日練習の指揮を執った小菊監督(写真◎CEREZO OSAKA)
勝てば首位通過が決定
ここまで3連勝でグループ首位のC大阪は、13日の鹿島戦に勝てば、もう一つのガンバ大阪-大分トリニータ戦の結果に関係なく、2試合を残して首位でのグループステージ突破が決まる。4月10日の明治安田生命J1リーグ第8節でヴィッセル神戸を1-0で下してから中2日での一戦で、一気に突破を決めたいところだ。
「短い時間でしたが、今回も素晴らしい準備をしてくれた」と選手たちの様子を語った小菊監督は、「連戦が続いているので、心身ともにフレッシュなメンバーで臨みたいと思っている」とコメント。リーグ戦からのメンバー変更を示唆した上で「私も100パーセントの信頼で、明日の大一番を託すことができる。そういった選手たちが躍動して、4連勝で次のステージ進出を確定してくれる試合になると思っている」と続けた。。
鹿島はアウェーでの第2節で1-0と下したときは、レネ・ヴァイラー監督が入国できていなかったが、その後はリーグ戦5連勝など調子を上げてきた。「ゴールに(向かうスピードが)非常に速いサッカーになったという印象を受けている」と相手の現状を評した指揮官は、「監督が代わり、そういう速いサッカーと、自分たちの時間をしっかり作って、というところの使い分けができている。素晴らしいチーム」と警戒している。
前述の神戸戦ではDF山中亮輔が前半途中で負傷交代したが「幸いにも軽傷で済んだという報告を受けている」という。逆に負傷離脱していたMF清武弘嗣が終盤に交代出場して復帰を果たし、「リーグ戦で復帰することができた。頼もしいキャプテンが帰ってきてくれたことは私もうれしく思うし、チームにとっても大きな出来事」と喜んだ。鹿島戦でも出場時間の制限はあるものの、起用する意向を示した小菊監督は「試合を決める役割を担ってくれると思っている」と期待を寄せていた。