名古屋グランパスは12月29日、セレッソ大阪からブラジル人センターバックのチアゴが期限付き移籍で加入すると発表した。期間は2022年2月1日から2023年1月1日までで、この間、C大阪と対戦するすべての公式試合に出場できない。

上写真=チアゴが191センチの長身を生かして名古屋の堅守をスケールアップする(写真◎J.LEAGUE)

「セレッソ大阪のユニホームを着て戦うことができて光栄」

 2021年のルヴァンカップ決勝で戦った相手から、名古屋グランパスがセンターバックを獲得した。期限付き移籍で加わるのは、セレッソ大阪のチアゴだ。2021シーズンに来日して序盤は出番をつかんだものの、秋以降は瀬古歩夢と西尾隆矢と若手の台頭もあって難しい時期を過ごしていた。それでも、191センチの長身は何より魅力で、名古屋にとっては堅守のレベルをさらに高める補強になる。

「​名古屋グランパスという歴史のあるチームでプレーすることができて光栄に思います。
 グランパスファミリーのみなさんの期待に応えられるように2022年、良いシーズンにしていきましょう!」

 C大阪は日本で最初のクラブだけに、感謝の思いも強い。

「来日してから今日までサポートをしてくださったファン・サポーター、全ての皆さんに感謝をしています。セレッソ大阪のユニホームを着て戦うことができて光栄でした。チームの力になれるようベストをつくしてきましたが、来年は新しいチームに進む事になりました。皆さん今まで本当にArigatogozaimasu!」

チアゴ(TIAGO Pagnussat)
■出身地:ブラジル
■生年月日:1990年6月17日(31歳)
■ポジション:DF
■身長/体重:191cm/89kg
■経歴:クリシューマEC→ ヴィラ・アウロラ→クリシューマEC→ ヴィラ・アウロラ→ SERカシアス→グアラニ→ SERカシアス→アトレチコMG→ ECバイーア→アトレチコMG→ECバイーア(以上、ブラジル)→アトレティコ・ラヌス(アルゼンチン)→ECバイーア→セアラーSC(以上、ブラジル)→セレッソ大阪
■出場記録
J1:15試合4得点
リーグカップ:2試合0得点
天皇杯:4試合1得点
ACL:6試合3得点


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