京都サンガF.C.は12月28日、ベガルタ仙台のアピアタウィア久を完全移籍で獲得したことを発表した。ヴァンフォーレ甲府からメンデス、ファジアーノ岡山から井上黎生人に続くセンターバックの獲得で、強固な守備ラインの構築に着手している。

上写真=アピアタウィア久は仙台で中心選手に成長して、京都で再スタート(写真◎J.LEAGUE)

「再びチョウ・キジェ監督の下で」

 ヴァンフォーレ甲府からメンデス、ファジアーノ岡山から井上黎生人と、センターバックの補強に余念がない京都サンガF.C.が、さらにもう一人を加えた。ベガルタ仙台から完全移籍で獲得したのが、アピアタウィア久だ。

 流通経済大時代の2020年に特別指定選手としてJリーグデビュー。191センチの長身は魅力で、ルーキーイヤーとなる21年は一気に出場数を29に伸ばして中心選手としてシーズンを戦い抜いた。京都のチョウ・キジェ監督は20年まで流通経済大でコーチを務めていて、いわば師弟関係でつながる2人がプロの世界で再び合流することになる。

「再びチョウ・キジェ監督の下で京都サンガF.C.の一員としてプレーできることを非常にうれしく思います。チームの勝利に貢献できるように全力で戦います。応援よろしくお願いいたします」

 仙台では2シーズンを過ごし、今季はプロ初ゴールもマーク。ファン・サポーターにお礼の言葉を届けている。

「このたび、京都サンガF.C.に移籍することになりました。2020シーズンは仙台で特別指定選手としてJリーグデビューする機会をいただきました。以降、さまざまな経験を積ませてもらい、大きく成長することができました。みなさまにはこの1年間、なかなか勝利を届けることができず、非常に不甲斐なく思っています。それでも、いつも暖かい応援をしてくれたファン、サポーターのみなさまには感謝しかありません。ベガルタ仙台のユニフォームを着て、ユアテックスタジアム仙台でプレーすることができないのは非常に寂しいですが、ベガルタ仙台出身の選手として更に成長し、みなさまの耳に活躍が届くように日々精進してまいります。本当にありがとうございました」 

アピアタウィア久(Hisashi APPIAH TAWIAH)
■生年月日:1998年10月18日(23歳)
■出身地:愛知県
■身長/体重:191cm/83kg
■ポジション:DF
■サッカー歴:東邦高 - 流通経済大 - ベガルタ仙台(2021〜/2020は特別指定選手登録)
■出場記録
J1:35試合1得点
リーグカップ:5試合0得点
天皇杯:1試合0得点
■代表歴:2018年 U-21日本代表


This article is a sponsored article by
''.