柏レイソルは12月23日、清水エスパルスのMF中村慶太を完全移籍で獲得したことを発表した。清水では今季は主にスーパーサブとしてプレーしてきたが、出身の千葉県にあるクラブで新しい挑戦を始めることになった。

上写真=中村慶太は浦和戦の劇的ゴールで清水残留への力になった(写真◎J.LEAGUE)

「サポーターの方々の熱い声援は今でも鮮明に」

 中村慶太は技巧派MFとして、今季の清水では主にスーパーサブとしての起用が多かった。2021年は18試合出場1ゴールだったが、その唯一のゴールが劇的。第37節のアウェーの浦和レッズ戦でアディショナルタイムの90+3分に決めて1-0の勝利に導き、チームを残留に導く貴重な勝ち点3をもぎ取った活躍は記憶に新しい。

 新しい挑戦を柏で始めるに当たって、クラブを通じてあいさつしている。

「柏レイソルに完全移籍することになりました中村慶太です。千葉県出身ということで、レイソルでプレーする機会を与えていただき、とても嬉しく思います。1試合でも多くの試合に出場し、レイソルのためにタイトルを取れるように全力で頑張ります」

 清水では3シーズン、プレーして、ファン・サポーターへの感謝を言葉にしている。

「3年間お世話になりました。エスパルスでプレー出来たことを大変嬉しく、誇りに思います。なかなかチームに貢献することはできませんでしたが、初めてアイスタでプレーした時の胸の高鳴りとサポーターの方々の熱い声援は今でも鮮明に覚えています。来季は別のチームの一員となりますが、アイスタで皆さんにお会いすることを楽しみにしています。3年間本当にありがとうございました』

中村慶太(なかむら・けいた)
■ポジション:MF
■身長/体重:178cm/73kg
■生年月日:1993年6月30日(28歳)
■出身地:千葉県大網白里市
■経歴:増穂FC - 正気FC - アルティスタFC - 流通経済大付属柏高 - 流通経済大 - ACBB(フランス)- 流通経済大 - V・ファーレン長崎(2015 特別指定選手)- V・ファーレン長崎(16)- 清水エスパルス(19)
■出場記録
J1:91試合10得点
J2:64試合10得点
リーグカップ:10試合2得点
天皇杯:6試合0得点


This article is a sponsored article by
''.