上写真＝前田直輝（右）は今年のルヴァンカップで決勝ゴールとなる先制点を挙げるなど、優勝の立役者に（写真◎Getty Images）
「少しでも世界の頂上を目指して」
名古屋グランパスの前田直輝が、初の海外挑戦だ。勝負の場所はオランダ。現在、1部リーグのエールディビジで6位のFCユトレヒトへの期限付き移籍が決まった。
ユトレヒトでは藤田俊哉、高木善朗に続く3人目の日本人選手。名古屋の発表では2022年6月30日までの期限付き移籍だが、ユトレヒトの公式サイトによれば、買い取りオプション付きで、最長で2024-25シーズンまでプレーする内容になっているという。オランダでは首位のPSVに堂安律が、最下位となる18位のズウォレには中山雄太とファン・ウェルメスケルケン際がいて、彼らとの対戦も楽しみだ。
前田は名古屋を通じて、挑戦への意欲を明かした。
「このたび、オランダリーグのFCユトレヒトへ期限付き移籍することになりました。
27歳で初めての海外移籍となりますが、即戦力として結果を残す強い覚悟を持って挑戦してきます。少しでも世界の頂上を目指して、自分のプレー同様に積極的に仕掛けていきたいと思います！
今年は、プロとして初めてのタイトルを獲ることができ、グランパスを応援して頂いている皆さんと喜びを分かち合えたことは本当に幸せでした。本来なら、皆さんの前で直接ご挨拶させて頂きたかったのですが、叶わずとても残念です。
4年間頂いた熱い応援を胸に頑張ってきます！ 前田直輝を引き続き応援して頂けると嬉しいです！ 名古屋グランパスに関わる全ての皆さまありがとうございました、行ってきます！」
前田直輝（まえだ・なおき）
■出身地：埼玉県
■生年月日：1994年11月17日（27歳）
■身長/体重：177cm/72kg
■経歴：北浦和サッカースポーツ少年団 - 東京ヴェルディ1969ジュニア - 東京ヴェルディJrユース - 東京ヴェルディユース - 東京ヴェルディ - 松本山雅FC - 横浜F・マリノス - 松本山雅FC - 名古屋グランパス
■出場記録
J1：174試合35得点
J2：64試合7得点
J3：2試合0得点
リーグカップ：32試合3得点
天皇杯：17試合2得点
