2021年のJリーグがいよいよ今週、開幕する。サッカーマガジンWEBも参加する「DAZN Jリーグ推進委員会」では、各クラブの注目選手にインタビューを実施。新生・清水エスパルスからは生え抜きのDF立田悠悟が登場だ。ロティーナ新監督のスタイルを染み込ませ、失点減という第一目標に向かって、そして得意のヘッドでゴールを生み出す「ストライカー」として戦い抜く。

できることが増えているんです

−−権田選手の話も出ましたが、センターバックとしてはキーパーとの信頼関係は重要ですよね。

立田 権田選手から細かく言ってくれるのは助かっていて、この前はボール運びのところで詰まったときに、次の日にアドバイスをくれたり、年下の僕たちのことも考えてくれてるんだな、と感じています。それに、権田さんが言ってたんですけど、僕たちフィールドが頑張れば楽になるのはキーパーだからって(笑)。でもそこが一番だと思いますし、その存在感は助かりますね、やっぱり。

−−新生エスパルスがいよいよお目見えします。本当に多くの皆さんが待ち望んでいますね。

立田 去年はまずはチームとして失点が多くて(70失点はリーグワースト)、ほぼ降格圏というかすごく悔しく不甲斐ない結果に終わってしまったので(18チーム中16位)、巻き返す強い気持ちを持っています。まずはとにかく失点を減らすことを考えないといけないですし、4チームが降格する厳しいシーズンですけれど、下を見ずに一番上を目指して準備したいと思っています。

−−立田選手個人としても、さらなるレベルアップが楽しみです。

立田 去年、負けが続いたシーズンではあったんですけど、個人としては正直なところ、すごく成長を感じていて、できることが増えたんです。同時にたくさん課題も出て、去年からそこに対して向き合ってきたつもりです。そこをクリアにする意味でも、練習で一つひとつこだわりを持ってやることがいまの自分には必要だと思っています。

取材・構成◎平澤大輔


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