日本代表は8日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選のバーレーン戦に向けて現地でトレーニングを行った。昨年、U23アジアカップ予選で9月のバーレーンを経験済みの高井幸大が取材に応じ、次戦への意気込みと代表定着への思いを語った。

上写真=現地8日、バーレーン戦に向けてトレーニングする高井幸大(写真◎佐藤景)

練習からアグレッシブに

 高井は5日の中国戦の71分に板倉滉に代わって登場。初めてA代表のピッチを踏んだ。4点のリードを奪った状態であり、比較的余裕のある場面だったが、そのプレーは堂々たるものだった。ただ本人は「もっともっと出場したいと思うし、もっともっと自分のレベルを上げていきたいと思います」と初戦を振り返った。

 中国戦で1キャップを刻んで迎える次戦、アウェーのバーレーン戦。高井は昨年9月に同地で開催されたU23アジアカップの予選に出場しており、過酷な環境を経験済みだ。高井によれば「ちょっと去年の方が暑い感じ」とのことだが、気温30度超え、湿度80パーセント以上の環境はやはりプレー環境としては厳しい。練習を終え、取材を受ける選手たちは一様に汗だくで、消耗の激しさが伝わってきた。

 さらに移動を含めた中4日で試合に臨むことも考え含めれば、バーレーン戦は大幅な先発メンバーの変更が見込まれる。試合中の5人交代を実施する可能性も高い。高井に再び出場のチャンスが訪れるかもしれない。

「練習から、アグレッシブにやりたいなと思います」

 意気込みを問われると、高井は短い言葉で意欲を示した。そして代表定着に向けては「仲間と監督からの信頼が大切」とコメント。

 次戦、高井は2キャップ目に臨む。


This article is a sponsored article by
''.