2011年の女子ワールドカップ(W杯)で世界一に輝いた、なでしこジャパンの現地ドイツでの軌跡を追った週刊サッカーマガジンの連載「日々野真理のなでしこ観察日記」が、19年女子W杯、23年女子W杯に続いて復活! シーズン4としてAFC女子アジアカップの戦いに密着しています。6大会連続でW杯中継のインタビュアーを務めるなど、女子サッカーを長年取材してきた筆者は、W杯出場決定への舞台裏で何を見たのか?

上写真=DAZNのインタビューに協力してくれたMF長谷川唯選手。大会マスコット『ナーラ』のぬいぐるみを手に素敵な笑顔!(写真◎日々野真理)

シドニーの巨大なスタジアム

 グループステージを戦ったパースからシドニーに移るとPKの練習が始まり、ノックアウトステージモードが漂ってきました。準々決勝2日前の3月13日の練習は、当初は全面公開の予定でしたが、急きょ冒頭15分のみの公開に変更。今大会の団長で日本サッカー協会の佐々木則夫女子委員長が「準々決勝が始まると中2日で試合が続いていくから、このタイミングであらためて戦術面を詰めたかったので、急な変更で申し訳ありませんね」と声を掛けてくれました。練習が終わるまで待っている室内にもグラウンドから大きな声が聞こえてきて、練習の充実ぶりが伝わってきます。

画像: アジアの頂点を目指す、なでしこジャパン。シドニーに移動して緊張感が高まってきた

アジアの頂点を目指す、なでしこジャパン。シドニーに移動して緊張感が高まってきた

 再び報道陣に公開された練習後も、各自シュートを打ったり、数人で話し合ったり、限られた時間を最大限に使う様子が見られて頼もしい限りです。この日はDAZNの番組用に、MF谷川萌々子選手とMF長谷川唯選手にインタビューを実施。撮影もインタビューもすべて私1人で行なうため、2人にも協力してもらいながら撮影に成功! 一人でも多くの方々に選手たちの魅力や大会の様子が伝わりますように!

画像: MF谷川萌々子選手も笑顔でDAZNインタビューに答えてくれました

MF谷川萌々子選手も笑顔でDAZNインタビューに答えてくれました

画像: 海外移籍を前提とした準備で日テレ・東京ヴェルディベレーザから離脱しているDF山本柚月選手は「海外の選手に見劣りしないところを見せていきたい」と意気込みを語っていました

海外移籍を前提とした準備で日テレ・東京ヴェルディベレーザから離脱しているDF山本柚月選手は「海外の選手に見劣りしないところを見せていきたい」と意気込みを語っていました

 14日は準々決勝の試合会場に行き、その大きさに驚かされました。2000年のシドニー・オリンピックが開催されたシドニー・オリンピックパークエリアの中心にある『スタジアム・オーストラリア』は、最大で8万3500人収容という巨大なスタジアムです。チーム到着時のアライバルインタビューや、試合後のインタビューなどを行なうための打ち合わせ、各エリアへの導線を確認するのも、試合前日の私の大切な仕事。相当な運動量になりそうなので、選手同様しっかりコンディション調整しなければ(笑)。

画像: とにかく大きなスタジアム・オーストラリア!

とにかく大きなスタジアム・オーストラリア!

 前日会見に出席したのは、グループステージ3試合連続ゴールのFW清家貴子選手。海外メディアからの得点についての質問には「個人的に点を取ることもうれしいけれど、どんなときもチームの勝利のために何ができるか、にフォーカスしています。明日も得点が取れたらうれしいですが、まずはチームのためにしっかり動きたいと思っています」と答えていました。力強い存在です!

画像: 前日会見でチームファーストの思いを語ったFW清家貴子選手

前日会見でチームファーストの思いを語ったFW清家貴子選手

 先発出場が予想されていたGK平尾知佳選手は練習後に「スペインに移籍して8カ月くらい経ちますが、最初の半年間は本当にいろいろなことがありました」とコメント。「でも、それを経て、もがき苦しんで成長できました。この大会は成長した姿を見せられる機会になると思うので、すごく楽しみです」と意気込んでいました。

画像: 大会マスコットの『ナーラ』を見て「かわいいですね!」と笑顔を見せていたGK平尾知佳選手

大会マスコットの『ナーラ』を見て「かわいいですね!」と笑顔を見せていたGK平尾知佳選手


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