上写真=昨季加入した池庭諒耶だが、栃木での試合出場は果たせなかった(写真◎J.LEAGUE)
今季は九州リーグでプレー
DF池庭諒耶は名古屋グランパスのアカデミー出身で、2020年に青山学院大から栃木SCに加入した。1年目は出場がなく、2年目の今季は九州リーグのヴェロスクロノス都農に期限付き移籍、九州リーグで19試合出場2得点、天皇杯宮崎県予選で3試合出場0得点、九州社会人選手権で1試合出場0得点という記録を残している。
「医療従事者の皆さんをはじめ、多くの方々のおかげで今年もサッカーが出来たこと、感謝しています。
この度、栃木SCを退団することになりました。
自分の夢を叶えてくれたクラブにピッチで恩返ししたかったですが、何の結果も出すことができず、本当に情けなく申し訳なく思っています。
それでも、栃木SCで過ごした時間、出会い、得られた経験は、自分にとって大切な財産となりました。
これからも栃木SCに関わる皆さんが、一つでも多くの喜びを得られることを、心から願っています。
本当にありがとうございました」
池庭は栃木SCのファン・サポーターにあいさつ。都農への期限付き移籍期間も終了し、同様にクラブを通じて感謝の言葉を伝えた。
「このクラブに来て、試合に出る喜び、勝利の喜びをピッチで感じることが出来ました。
しかし、目標であった昇格を果たせず、地域の皆さんやスポンサーの皆さん、応援してくださっている皆さんに良い報告が出来なかったことには、責任を感じています。
結果は出ませんでしたが、今シーズンこのチームでプレー出来たことを誇りに思います。来年、ヴェロスクロノス都農が昇格することを、心から願っています。
一年間ありがとうございました」
池庭諒耶(いけにわ・りょうや)
■ポジション:DF
■生年月日:1997年12月17日(23歳)
■出身:岐阜県
■身長/体重:186cm/80kg
■経歴:小泉少年サッカークラブ→名古屋グランパスU-12→名古屋グランパスU-15→名古屋グランパスU-18→青山学院大学→栃木SC→ヴェロスクロノス都農
■出場記録
J2:0試合0得点
九州リーグ:19試合2得点
宮崎県選手権(天皇杯県予選):3試合
九州社会人選手権:1試合