ヴァンフォーレ甲府は26日、2020シーズン限りで契約満了となっていたハーフナー マイクの移籍を発表。2021シーズンからFC.Bombonera(東海社会人リーグ2部)へ加入することになった。FC.Bomboneraは2021年1月15日にFC Bonbonera GIFUからチーム名を変更している。

上写真=新天地は社会人リーグのチームに決まった(写真◎Getty Images)

片桐淳至の言葉で決心

 昨年3月に8年ぶりに甲府に復帰し、プレーしていた元日本代表FWハーフナー・マイクの新天地は、東海社会人リーグ2部のFC.Bomboneraに決定した。昨シーズンは甲府で、14試合(うち先発6試合)ノーゴール。シーズン終了後に契約満了となり、その去就に注目が集まっていた。

「この度『FC.Bombonera』へ加入しましたハーフナー・マイクです。ボンボネーラの一員として新たな挑戦ができることを嬉しく思います。引退も考えていた中、強化部長のギリさん(片桐淳至)から話を頂きました。『マイクにはこれからも子どもに夢や感動をピッチ上で与えられる。岐阜という舞台で力を貸してほしい』そんな熱い想いに心が動かされ、今回のオファーを受けさせてもらいました。フロント面での営業・広報活動にも力を注ぎ、チームに貢献していきたいです。チームのために情熱を持ってJリーグ参入に全力で頑張ります。応援よろしくお願いします」

 チームの公式インスタグラムに寄せたメッセージによれば、一時は引退も考えていたが、かつて甲府でともにプレーした先輩、片桐淳至の言葉に心を動かされて、現役続行を決めたという。まだ33歳。Jリーグ参入を目指すチームで新たな目標に向かってプレーすることになった。

ハーフナー・マイク(Mike HAVENAAR)
■生年月日:1987年5月20日生まれ(33歳)
■出身地:広島県
■身長/体重:194cm/92kg
■血液型:A型
■ポジション:FW
■利き足:左足
■経歴:札幌FC→コンサドーレ札幌U-15→横浜F・マリノスユース→横浜F・マリノス(06-08)→アビスパ福岡(08-09)→横浜F・マリノス(09)→サガン鳥栖(09-10)→ヴァンフォーレ甲府(10-12)→フィテッセ(オランダ/12-14)→コルドバCF(スペイン/14-15)→HJKヘルシンキ(フィンランド/15)→ADOデン・ハーグ(オランダ/15-17)→ヴィッセル神戸(17-18)→ベガルタ仙台(18-19)→バンコク・ユナイテッドFC(タイ/19-20)→ヴァンフォーレ甲府
■代表歴: U-20日本代表(07年)、日本代表(11年-13年・16年)
■Jリーグ成績:J1通算77試合21得点、J2通算104試合42得点


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