Jリーグが帰ってくる。J1は7月4日から、J2とJ3は6月27日からリーグが再開(開幕)する。4カ月間、待ち望んだ試合を前に、サッカーマガジンWEBも参加する「DAZN Jリーグ推進委員会」で、18媒体横断企画を実施した。全56クラブの選手・監督・関係者にインタビュー、「THIS IS MY CLUB-FOR RESTART WITH LOVE-」をテーマに話を聞いた。京都サンガから登場するのは在籍10年目の宮吉拓実。新スタジアム完成初年度の今季、ぜがひでもJ1に昇格すると誓う。

「チーム全員の力が必要」

画像: コンディション面の不安はないと宮吉。6月28日の磐田戦に照準を合わせる(写真◎KYOTO.P.S. )

コンディション面の不安はないと宮吉。6月28日の磐田戦に照準を合わせる(写真◎KYOTO.P.S. )

――昨季は26試合、4得点という成績でした。今季はそれ以上を期待してもいいですか。

宮吉 僕は数字の目標を掲げるタイプではないので、具体的なものは示せませんが、今季もJ1昇格に向けて全力で取り組んでいきます。昨季は決して満足のいくシーズンではなかったですからね。僕自身、ゴール、アシストともに物足りなかったです。

――昨季からの上積みはありますか。

宮吉 新しい選手が入ってきましたし、徐々にコンビネーションも深まってきています。この期間で、さらに僕の特徴を知ってもらえたと思います。チームとしてはプラスになる要素がありました。

――コロナ禍での影響で、真夏にも過密スケジュールが組まれています。連戦への準備をできていますか。

宮吉 日程を見ると、かなり厳しいですね。ただ、先発メンバーの11人だけでシーズンを戦うわけではありません。それこそ、チーム全員の力が必要になってきます。今季はこれまで以上に一丸となって戦わないといけないでしょう。

――チーム一丸となるためには何が必要ですか。

宮吉 各自が結果にこだわることも大事ですが、自分を犠牲にして戦うことも重要になってきます。意識するよりも、無意識にできるようになれば、いいチームになっていくはずです。

――2010年にJ1からJ2に降格し、今季で10年です。当時のJ1時代を知るのは現チームでは宮吉選手と安藤淳選手だけです。昔の記憶は残っていますか。

宮吉 もちろん、覚えています。あれ以降、J1に昇格していない事実も受け止めています。ずっと応援してくれているファン・サポーターには申し訳ない気持ちでいっぱいです。再びJ1の舞台に立つことで、より多くの方に支えてもらえると思うので、今季こそはJ1昇格の切符をつかみ取ります。


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