Jリーグは9月28日、明治安田生命J1リーグ第31節・清水エスパルス対ジュビロ磐田戦(10月1日、IAIスタジアム日本平)を中止にすることを発表した。台風15号の豪雨被害の影響によるもの。
上写真=静岡ダービーが台風15号の被害の影響で中止に。写真は第2節のダービーから(写真◎J.LEAGUE)
野々村チェアマンも「クラブとして、リーグとして何ができるか発信したい」
大きな被害をもたらした台風15号。特に静岡県静岡市清水区においては断水の状態が続いているなど、被害は甚大だ。これに伴い、10月1日14時キックオフで予定されていた清水エスパルス対ジュビロ磐田の静岡ダービーは、中止することとなった。
「開催を予定している IAI スタジアム日本平においても、周辺道路の土砂崩れ、断水の状況から未だ復旧に至っておらず、来場されるお客様の安全確保や試合進行が困難なこと」から、中止の決定となったことを9月28日にJリーグが発表している。代替日については決定次第、発表される。
Jリーグの野々村芳和チェアマンは27日のJリーグ理事会後の記者会見において、冒頭に今回の被害に触れている。
「台風15号により、特に清水と藤枝においてスタジアムでも被害がありました。Jリーグからもスタッフが現地入りしてクラブと検討しています。(清水は)私の地元でもありますので直接、間接に情報が入ってきますが、少しでも早く落ち着いて生活できるように、クラブとして、リーグとして何ができるか発信したい」
Jリーグもリリースで「あらためまして被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧と日常が戻ることを心よりお祈り申し上げます」としている。