上写真=グラスホッパーへ移籍することでクラブ間合意に達した瀬古歩夢(写真◎Getty Images)
ずっと僕には桜の血が流れています
東京五輪メンバーにも名を連ねた若きCBが海を渡ることになった。アカデミー時代からC大阪で11年間過ごしてきた瀬古歩夢だ。18日、スイスのグラスホッパー・クラブ・チューリッヒとクラブ間合意に達した。
「みなさん、突然ですがスイス1部のグラスホッパーに完全移籍することになりました。チームが始動し僕自身は今年もセレッソでプレーするという気持ちでしたが、海外からオファーをいただき、とても悩んだのですが海外移籍は小さい時からの夢だったので決断しました。クラブからは引き留めてもらいましたが、最終的には僕の挑戦したい、という夢を尊重してくれました。
昨年苦しいシーズンを過ごした中、このタイミングでの移籍に背中を押して頂いたクラブには感謝しています。アカデミーから桜のユニフォームしか着たことのない僕にとっては凄く新鮮な気持ちとワクワクした気持ちがあります。アカデミーから11年間サッカー選手としても、人としても凄く大きな成長をさせてもらいました。今まで出会った監督、チームメイト、スタッフの皆さんにも、とても感謝しています。このセレッソ大阪というクラブの名に恥じないような活躍をしてきます。そして、パートナー様をはじめ、ファンサポーターの皆様、ハナサカクラブの皆様、このセレッソ大阪というクラブに関わる全ての皆様に感謝しています。今後の僕の活躍を皆さんに届けられるように頑張ります。ずっと僕には桜の血が流れています。 WE ARE CEREZO 瀬古歩夢」
今後、メディカルチェックを経てグラスホッパーと正式に契約を結び、完全移籍する。
■瀬古歩夢(せこ・あゆむ)
・生年月日:2000年6月7日
・出身:大阪府
・身長/体重:185cm/72kg
・ポジション:DF
・経歴:C大阪U-12→C大阪U-15→C大阪U-18→C大阪