FC東京は12月19日、名古屋グランパスからMF木本恭生を完全移籍で獲得したことを発表した。守備のユーティリティー選手が新しい挑戦を始めることになった。

上写真=守備のユーティリティー選手、木本恭生がFC東京へ(写真◎J.LEAGUE)

「ルヴァンカップ優勝を成し遂げたことは最高の思い出」

 FC東京の補強が続く。GKヤクブ・スウォビィクに続いて、名古屋グランパスからMF木本恭生を獲得した。

 木本は今季、セレッソ大阪から名古屋グランパスに加入。ボランチとセンターバックの両方をこなすユーティリティーな選手として大きな戦力になった。リーグ戦で32試合、ACLでも7試合でプレーし、マッシモ・フィッカデンティ監督の守備戦術を遂行するキーマンだった。

 新しいチャレンジに向けて、木本は意欲を示した。

「名古屋グランパスから完全移籍で加入することになりました木本恭生です。
 東京でチャレンジする機会を与えていただいたことに感謝しています。
 タイトル獲得のために全力で取り組んでいきます!
 よろしくお願いします」

 わずか1年で去ることになった名古屋のファン・サポーターに対しても、感謝の気持ちを言葉にしている。

「一年間という短い間でしたがありがとうございました。
 納得がいくシーズンにはできませんでしたが、たくさんのことを考え、学ぶことの多い一年間でした。この経験を今後に活かしていきたいと思います。
 最後にファミリーのみなさんとルヴァンカップ優勝を成し遂げたことは最高の思い出です。
 一年間ありがとうございました!」

木本恭生(きもと・やすき)
■ポジション:DF
■生年月日:1993年8月6日
■出身:静岡県
■身長/体重:183cm/78kg
■経歴:富士見台サッカークラブスポーツ少年団 - 富士ジュニアフットボールクラブ - 静岡学園中 - 静岡学園高 - 福岡大 → セレッソ大阪 → 名古屋グランパス
■出場記録
J1:134試合2得点
J2:1試合1得点
J3:23試合1得点
リーグカップ:27試合4得点
天皇杯:13試合1得点
ACL:9試合0得点


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