FC東京は18日、ベガルタ仙台からポーランド人GKヤクブ・スウォビィクを完全移籍で獲得したと発表した。ヤクブ・スウォビィクは2019年夏から仙台でプレーし、安定したセービングで評価が高かった。2021年にクラブがJ2に降格したこともあり、その去就が注目されていた。

上写真=2022シーズンからFC東京でプレーすることが決まったヤクブ・スウォビィク(写真◎J.LEAGUE)

仙台の幸運を祈ります。また必ずJ1で会いましょう

 仙台の最後尾で砦となってきたGKが新シーズン、FC東京のゴールマウスを守ることになった。190センチの長身を誇り、守備範囲の広さと判断の良さを高く評価されてきたキーパーだ。19年7月にシントトロイデンVVに移籍したシュミット・ダニエルの後釜として迎えられると、好守でチームを支えた。2021年シーズン、クラブは降格の憂き目に遭ったが、その存在で粘り強い戦いを実現していた。

「こんにちは、FC東京のファン・サポーターのみなさん!! FC東京が来シーズン可能な限り高い位置に到達するために、みなさんと一緒に戦えることを誇りに思います。クラブが成功するために必要なことは、どんなことであれ、みなさんとともに尽力したいと思っています。シーズンのスタートから、プロのサッカー選手としての新たな挑戦の始まりを楽しみに待っています。早くみなさんに東京、そしてスタジアムで会いたいです!!!」

 また、日本で初めてプレーするクラブとなった仙台のファン・サポーターへ以下の通りメッセージを送っている。

「ベガルタ仙台の一員として、クラブを背負い戦えた事を大変光栄に思っています。仙台に来て2年半が経ち、この街は、私と家族にとって『家』と呼べる場所になりました。共に協力し、働いたチームメイト、監督、コーチ陣、スタッフ、社員のみなさまに心から感謝申し上げます。そして、ファン・サポーターのみなさま、加入当初から今も変わらないサポートに対して、とても感謝しております。みなさまの存在が、ベガルタ仙台というクラブの「力」なのです。ベガルタ仙台のユニホームを着て、プレーすることは私にとって特別な事でした。今後の幸運を祈ると共に、これからもずっと応援しています。また必ず、J1で会いましょう」

 30歳となり、ますます成熟したプレーを見せるヤクブは仙台への感謝を示し、新天地での活躍を誓った。

■ヤクブ・スウォビィク(JAKUB SLOWIK)
・ポジション:GK
・生年月日:1991年8月31日
・国籍:ポーランド
・身長/体重:190cm/82kg
・経歴:スパルタザモツリー→スパルタ・オボルニキ→ヤギエロニア・ビャウィストク→ヴァルタ・ポズナン→ヤギエロニア・ビャウィストク→ポゴン・シュチェチン→シロンスク・ヴロツワフ(以上ポーランド)→ベガルタ仙台→FC東京
・代表歴:ポーランド代表(2013年)


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