セレッソ大阪の小菊昭雄監督が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16へ強い意気込みを見せた。9月15日の浦項(韓国)戦に向けた前日会見に出席し、7年前にも対戦している相手の印象などを語っている。

上写真=浦項戦を明日に控えて前日会見に出席した小菊監督(写真◎スクリーンショット)

浦項は「1対1のバトルで激しく来る」

 一発勝負で争われるACLラウンド16で、C大阪は9月15日にホームの長居球技場(ヨドコウ桜スタジアム)で浦項(韓国)と対戦する。小菊監督は「ACLのタイトル獲得はクラブの悲願。明日の大一番、全員の力で、最初の大きな壁を乗り越えていきたい」と力強く語った。

 浦項はグループステージで名古屋グランパスと同じグループGで戦い、名古屋に次ぐ2位でラウンド16に進出。「歴史があり、攻守に非常にアグレッシブな素晴らしいチーム」と印象を語った指揮官は、「特に守備は球際、1対1のバトルで激しく来る。いかに優位性を持ってビルドアップしていけるか、アタッキングサードまでボールを運べるか、といったところがキーになると思っている」とポイントを挙げた。

 浦項とは2014年のACLグループステージで対戦し、アウェーで対戦した初戦は1-1で引き分け、ホームで対戦した第5戦は0-2で敗れている。当時は強化部に所属していた小菊監督は「前回の対戦のことも鮮明に覚えている」と振り返り、「7年前はクラブも経験が浅かったし、若い選手もたくさんいた。その後の過程で選手たちも経験を積んで成長しているし、クラブも成長している。成長した姿をお見せできるように、良い内容で勝利できるように頑張りたい」とコメントした。

 8月に就任したばかりで、ACLでは初采配。「ACLはコーチとして数回経験しましたが、選手はたくましく成長し、クラブ力がついてくると感じている」と印象を語り、「一つでも多く勝ってACLを獲得することで、さらにクラブ力、選手の力が伸びると思う。絶対に勝って次のステージに進みたい」と未来を見据えていた。


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