2021年のJリーグがいよいよ今週、開幕する。サッカーマガジンWEBも参加する「DAZN Jリーグ推進委員会」では、各クラブの注目選手にインタビューを実施。ベガルタ仙台からは地元出身のヒーロー候補、佐々木匠に登場願った。東日本大震災から10年という節目の年、あのときベガルタに光を与えてもらった少年は今、与える側としてピッチに立つ――。

開幕戦からインパクトを残したい

画像: キャンプで積極的にアピールを続けた佐々木(写真提供◎VEGALTA SENDAI)

キャンプで積極的にアピールを続けた佐々木(写真提供◎VEGALTA SENDAI)

ーー今季は佐々木選手にとっても、チームにとっても、勝負のシーズンになりますね。

佐々木 いつまでも若手ではないです。僕は3月に23歳になります。もうベガルタでレギュラーに定着しないといけません。

ーーJ1リーグの開幕となるサンフレッチェ広島戦からファン・サポーターは、次世代のヒーロー候補として期待しているはずです。

佐々木 開幕戦に向けて、コンディションを整え、一発目からインパクトを残したいです。繰り返しになりますが、数字にこだわっているのでゴールを狙いたい。みんな気合が入っていると思いますが、一番光るくらいの気持ちで臨みます。積極的な姿勢を見せていきます。
 チームとしても、昨季の低迷を払拭するために最初の勝利が肝心になってきます。広島は守備が堅くて、うまい選手もたくさんいますが、負けません。僕らは開幕から勢いに乗っていきます。10年前の2011年も開幕戦は広島で、2試合目は川崎フロンターレでした。今季も全く同じカードが続きます。あのときと同じように"希望の光"になりたいと思っています。

取材・構成◎杉園昌之


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