6日にShonan BMWスタジアム平塚で行なわれたJ1第31節で、湘南ベルマーレは1-2でG大阪に敗戦。1失点目に関与したルーキーのDF畑大雅は試合後、自身のミスを悔やんだ。
上写真=市立船橋高から加入したプロ1年目のDF畑(写真◎J.LEAGUE)
■2020年12月6日 J1リーグ第31節(@BMWス:観衆6,461人)
湘南 1-2 G大阪
得点:(湘)中川寛斗
(G)福田湧矢、パトリック
「残り3試合は負けられない」
試合後のオンライン会見で「一番悪い立ち上がりだった」と振り返った畑。前半6分、最終ラインからのパスを受けた場面で相手にインターセプトされ、その流れから先制点を奪われた。
ミスを挽回するべく気持ちを「何とか持ち直して」果敢に仕掛け、34分には左サイドを突破しPK獲得につながるクロスを上げた。後半にもカットインから惜しいシュートを放つなど精力的に動いたが、チームは66分にG大阪に追加点を奪われて敗戦。畑は「決め切る力が勝敗を分けた」と唇をかんだ。
10試合連続でスタメンに名を連ね、プロ1年目ながら左ウイングバックの定位置をつかんでいるが「球際で潰すとか、チャレンジ&カバーとか基本的なこともまだまだできていない」と自己評価は辛口。「僕の良さを最大限に生かしてくれるような配置にしてもらって、最近はチームの武器として出せるようになってきた」と攻撃面で手応えを感じながらも、「守備の部分でマイナスの要素があるので、そういうところを改善してチームの力になりたい」と、さらなる成長を求める。
たった一度のルーキーイヤーはもう残り3試合。今季は新型コロナウイルスの影響で残留争いは免れたが、「残り3試合は負けられない。個人としても結果にこだわって、クロスからのアシストという結果を出して、またチームが勝てるように一から頑張っていきたい」と語った。
取材◎多賀祐輔