1月19日、名古屋グランパスが昨日のトレーニング中に負傷した長谷川アーリアジャスールのケガについて診断結果を発表。右脛骨骨幹部骨折で全治6カ月とされ、復帰早くとも7月となり、前半戦のプレーは絶望となった。
上写真=昨季は30試合に出場(先発は21試合)した長谷川。復帰が待たれる(写真◎J.LEAGUE)
復帰は早くとも7月か
昨年9月に監督に就任したマッシモ・フィッカデンティ体制下で戦った8試合中6試合に先発。前線や中盤をこなすマルチロールプレーヤーとして主軸を担った長谷川アーリアジャスールが、愛知県豊田市内で行われたトレーニング中に負傷した。
診断結果は右脛骨(けいこつ)骨幹部骨折で全治6カ月。シーズンの前半はリハビリに費やすことになった。2020年シーズンも主軸の一人として考えられており、長谷川の長期離脱は指揮官にプランの再考を強いることになる。
フィッカデンティ監督は新シーズンに向け、「攻守両面における高い質、多様な戦術、強靭なフィジカルなど世界レベルでどのようなサッカーをするチームが勝つのかということをクラブ、選手達と共に追求し続け、ファミリーの皆さまが誇りに思えるチームを作り上げていきたいと考えています」とサポーターにメッセージを送っていたが、新戦力を加えているとはいえ、自らのコンセプトをすでに知っている選手たちの存在は言うまでもなく重要だ。その意味で長谷川の離脱は痛い。順調なリハビリ、そして回復が待たれる。
チームは1月21日から29日までタイで1次キャンプを行ない、1月31日から2月8日まで沖縄で2次キャンプを張って、開幕に備える。開幕戦は2月22日、ベガルタ仙台とのアウェー戦。ホーム開幕戦は2月29日、豊田スタジアムで湘南ベルマーレと戦う。