この連載では、全国高校サッカー選手権に出場し、その後Jリーガーとなった選手を当時のお宝写真とともに紹介していく。第4回は、第72回~74回大会編。Jリーグブームが巻き起こる中、高校選手権でも華やかなスター選手が活躍した。

J1最多出場記録を持つGK

◆楢﨑正剛

画像: 楢﨑正剛(奈良育英高校)

楢﨑正剛(奈良育英高校)

画像: 名古屋グランパスエイト/名古屋グランパス時代(1999-2018)/写真◎J.LEAGUE

名古屋グランパスエイト/名古屋グランパス時代(1999-2018)/写真◎J.LEAGUE

楢﨑正剛(ならざき・せいごう)◎1976年4月15日生まれ、奈良育英高校。第71、73回(92、94年度)選手権に出場。日本を代表するGKも、3年時に定位置をつかむ遅咲きだった。2回戦で連覇を狙う清水商業の攻撃をことごとく阻み、番狂わせを演出。Jリーグでは横浜フリューゲルスと名古屋グランパスでプレーし、J1歴代最多タイの631試合に出場した

◆松田直樹

画像: 松田直樹(前橋育英高校)

松田直樹(前橋育英高校)

画像: 横浜マリノス/横浜F・マリノス時代(1995-2010)/写真◎J.LEAGUE

横浜マリノス/横浜F・マリノス時代(1995-2010)/写真◎J.LEAGUE

松田直樹(まつだ・なおき)◎1977年3月14日生まれ、前橋育英高校。第71、72、73回(92、93、94年度)選手権に出場。日本の将来を背負うと期待された大型CB。U-16代表でCBにコンバートされ、才能が開花した。だが、選手権ではクジ運にも恵まれず、3年間出場して3試合のみプレー。プロ入り後は長く横浜F・マリノスで活躍し、日本代表として世界大会も経験

◆吉原宏太

画像: 吉原宏太(初芝橋本高校)

吉原宏太(初芝橋本高校)

画像: コンサドーレ札幌時代(1996-99)/写真◎J.LEAGUE

コンサドーレ札幌時代(1996-99)/写真◎J.LEAGUE

吉原宏太(よしはら・こうた)◎1978年2月2日生まれ、初芝橋本高校。第73、74回(94、95年度)選手権に出場。「就職活動の一環」として臨んだ3年時の選手権で周囲をあっと言わせるゴールラッシュ。思い切りの良いシュートを次々と打ち込んで得点王となり、最大の発見と呼ばれた。大会終了後に見事、コンサドーレ札幌への加入内定を勝ち取った

◆南雄太

画像: 南雄太(静岡学園高校)

南雄太(静岡学園高校)

画像: 横浜FC時代(2014-)/写真◎J.LEAGUE

横浜FC時代(2014-)/写真◎J.LEAGUE

南雄太(みなみ・ゆうた)◎1979年9月30日生まれ、静岡学園高校。第74、75回(95、96回)選手権に出場。1年時から正GKを任され、正確なキャッチングやダイナミックなセーブで初優勝に貢献。2度のPK戦でも活躍するなど勝負強さを見せた。高校卒業後に柏レイソルに加入し、ロアッソ熊本を経て、2014年から横浜FCでプレー。40歳を超えても現役を続けている

◆柳沢敦

画像: 柳沢敦(富山一高校)

柳沢敦(富山一高校)

画像: 鹿島アントラーズ時代(1996-03,06-07)/写真◎J.LEAGUE

鹿島アントラーズ時代(1996-03,06-07)/写真◎J.LEAGUE

柳沢敦(やなぎさわ・あつし)◎1977年5月27日生まれ、富山一高校。第72、74回(93、95年度)選手権に出場。高校生にして「日本代表へ」との声が上がったほどの超大物ストライカー。シュートのうまさ、柔軟なボールコントロールで周囲を生かす働きも冴えわたった。鹿島アントラーズ時代の97年に新人王を獲得し、日本代表として2度のW杯に出場した

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