男子は福島県、女子は北海道で7月末から開催されるインターハイ(全国高校総体)サッカー競技の都道府県予選が各地で行なわれている。すでに代表校が決まったところもある中、島根県予選は5月30日に開幕して1回戦10試合が行なわれた。

上写真=出雲工高(青)と松江農林高(白)の対戦はPK戦突入かと思われた延長後半終了間際、MF大森柊弥(15番)が劇的な決勝ゴール(写真◎石倉利英)

決勝は6月8日

 浜田市陸上競技場では3試合が行なわれ、第1試合では益田翔陽高と浜田商・江津工の合同チームが対戦。14分(35分ハーフ)に合同チームが先制したものの、益田翔陽高は20分と29分の得点で逆転。後半の開始直後と終了間際にも加点し、4-1の逆転勝利で勝ち上がった。

 出雲工高と松江農林高の第2試合は、出雲工高が立ち上がりの3分に先制したものの、松江農林高も後半立ち上がりの36分に同点ゴール。出雲工高が42分の2点目で突き放したが、松江農林高も66分に追いつき、2-2で10分ハーフの延長に突入した。

 ここではスコアが動かず、PK戦にもつれ込むかと思われたが、延長後半終了間際の89分に出雲工高が勝ち越しゴール。劇的な勝利で2回戦進出を決めた。

 第3試合では浜田高と松江北高が対戦し、松江北高が21分に先制したものの、浜田高が30分に追いつき、44分には2点目を奪って逆転。終盤に松江北高も懸命の反撃を見せたが、守り切った浜田高が勝利をつかんだ。

 2回戦は5月31日に行なわれ、ベスト8が決定。準々決勝は6月5日、準決勝は6日で、決勝は8日に松江市総合運動公園陸上競技場で行なわれる。

取材・写真◎石倉利英


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