男子は福島県、女子は北海道で7月末から開催されるインターハイ(全国高校総体)サッカー競技の都道府県予選が各地で進行中だ。すでに代表校が決まったところもある中、島根県予選は6月6日に準決勝2試合を実施。明誠高と立正大淞南高が勝ち、8日に行なわれる決勝進出を決めている。
上写真=立正大淞南高(黄)は出雲工高(青)をゴールラッシュで下した(写真◎石倉利英)
明誠は劇的な決勝点で逆転勝利
松江市総合運動公園補助競技場での第1試合では明誠高と開星高が対戦。11分(35分ハーフ)に開星高が先制するも22分に明誠高が追いつき、以降は一進一退の攻防が続いた。明誠高が押し気味に進めながらも追加点を奪えず、後半、さらに10分ハーフの延長も終わろうとしていたが、延長後半アディショナルタイムの90+1分に明誠高が劇的なゴールを決め、2-1の逆転勝利で勝ち上がった。
立正大淞南高と出雲工高が対戦した第2試合は、6分に先制、29分に2点目を奪った立正大淞南高が2-0として前半を終える。後半も44分から47分の間に3得点を追加するなど5得点を加えた立正大淞南高が、守っても出雲工高をシュートゼロに抑え、7-0で大勝した。
決勝は初出場を目指す明誠高と、5大会連続18回目の出場を狙う立正大淞南高の顔合わせに。中1日の休養日を経て8日に松江市総合運動公園陸上競技場で行なわれる。
取材・写真◎石倉利英