【高校選手権コラム5】ハリルの青森山田と流経大柏、西野の尚志と帝京長岡
上写真=決勝は青森山田と流経大柏に決まった。卒業後、青森山田の檀崎竜孔(左)は札幌、流経大柏の関川郁万は鹿島に入団する(写真◎BBM)
第97回全国高校サッカー選手権大会も準決勝を終え、いよいよ決勝を残すのみとなった。短期集中連載の第5回は、準決勝を終えて感じた傾向と、日本代表の関係について綴る。
日本代表の影響
準決勝の第1試合、青森山田対尚志の58年ぶりという「東北勢対決(1960年度の遠野対秋田商)」は見ごたえがあった。特に「パスサッカー」を標榜する尚志が、厳しいプレスとコンパクトなラインを徹底する現代サッカーのトレンドを求める青森山田のディフェンスを崩すことができるのかに注目した...