1月5日、千葉・フクダ電子アリーナで全国高校サッカー選手権2020の準々決勝、市立船橋(千葉)対帝京長岡(新潟)が行なわれた。試合は帝京長岡が主導権を支配し、2-1で勝利。2年連続で準決勝に進出した。
上写真=1得点1アシストを記録した帝京長岡の上野一心(写真◎佐藤博之)
■2020年1月5日 全国高校サッカー選手権準々決勝(@千葉・フクダ電子アリーナ)
市立船橋 1-2 帝京長岡
得点者:(市)松本海槻
(帝)葛岡孝大、上野一心
前半に仕掛けた帝京長岡
立ち上がりから帝京長岡が攻守両面で相手を圧倒し、最後まで主導権を離さなかった。前半26分、敵陣でのボールカットから葛岡孝大が先制点を決めると、30分にも上野一心が追加点。市立船橋の波多秀吾監督は「帝京長岡さんのパスワークと、ゲームの強度に面食らってついていけなかった」と前半の戦いを悔やんだ。後半、立て直した市立船橋にもチャンスが生まれたが、終了間際に1点を返すのが精一杯だった。逃げ切った帝京長岡は9日の準決勝で山梨学院(山梨)と対戦。2年連続でベスト4進出を果たした帝京長岡の古沢徹監督は、「去年超えられなかった壁を越えるために、良い準備をしたい」と語った。