1月3日、神奈川・等々力陸上競技場で全国高校サッカー選手権2020の3回戦、矢板中央(栃木)対東福岡(福岡)が行なわれた。東福岡の猛攻に矢板中央が耐え抜き、2試合連続のPK戦勝利で4年連続の8強入りを果たした。
上写真=PK戦でベスト8進出を決め、殊勲のGK藤井に抱きつく矢板中央の選手たち(写真◎佐藤博之)
■2021年1月3日 全国高校サッカー選手権3回戦(@神奈川・等々力)
矢板中央 0-0(PK3-1) 東福岡
最後までゴールを割らせず
東福岡が前半から押し気味に進めたが、矢板中央は最終ラインが集中力を高く保って対抗し、セットプレーで得点を狙う。後半、東福岡の攻撃は勢いを増し、終盤は相手をゴール前にくぎ付けにするも、矢板中央はGK藤井陽登の好セーブなどでゴールを割らせず、耐え抜いてPK戦へ。東福岡は交代で入ったGK神田翔太朗が1本を止めたものの、矢板中央も藤井が2人目をストップ。3人目と4人目はキックが外れ、2試合連続でPK戦を制して4年連続のベスト8進出を果たした。