1月2日、神奈川・ニッパツ三ッ沢球技場で全国高校サッカー選手権2020の2回戦、近江(滋賀)対神村学園(鹿児島)が行なわれた。ボールを握り合う展開となったが、試合が動いたのは試合終了間際。神村学園が1点を奪ってネクストステージに進んだ。
上写真=試合終了間際の79分にFW福田師王がヘッドを決め、神村学園が劇的な勝利を飾った(写真◎金子悟)
■2020年1月2日 全国高校サッカー選手権2回戦(@神奈川・三ツ沢球技場)
近江 0-1 神村学園
得点者:(神)福田師王
互いにボールを握り合う好勝負
互いにしっかりビルドアップして攻撃するスタイルがかみ合い、白熱の展開となった。その中で近江の左アウトサイドの那須日夏留スピードや神村学園のCF福田師王の攻守にアグレッシブなプレーが光った。攻め合いながらもなかなかゴールが生まれなかったが、試合終了間際の79分にネットが揺れる。決めたのは、神村学園の福田だった。中村匡汰の左からのクロスを狙いすましてヘディング。劇的なゴールで神村学園が勝利を飾った。