1月11日、埼玉スタジアムで高校サッカー選手権2019の準決勝、静岡学園(静岡)対矢板中央(栃木)が行なわれ、静岡学園が試合終了直前にPKで劇的な決勝点を奪い、1-0で勝利。24年ぶりの決勝進出を決めた。

上写真=自ら倒されて得たPKを決め、勝利に導いた静岡学園の松村(10番)は安堵交じりの笑顔(写真◎福地和男)

■2020年1月11日 全国高校サッカー選手権準決勝(埼玉スタジアム)
静岡学園 1-0 矢板中央
得点者:(静)松村優太

矢板中央の堅守を最後に破る

 試合は序盤から、静岡学園がボールを支配し、矢板中央が堅守で対抗するという図式で進んだ。静岡学園は個人技で打開を図ったほか、CKからも惜しいチャンスがあったが、なかなか決めることができない。矢板中央も守勢の時間が長かったものの、後半にカウンターからチャンスを作ったが、こちらも決められない。0-0のまま後半アディショナルタイムに入り、PK戦決着かと思われたが、後半アディショナルタイムに静岡学園FW松村優太がエリア内でファウルを受け、PKを獲得。松村が自ら決めた直後、試合再開のキックオフが行なわれずに試合終了となり、劇的な勝利で静岡学園が24年ぶりとなる決勝進出を果たした。

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