1月3日、神奈川・等々力競技場で高校サッカー選手権2019の3回戦、仙台育英(宮城)対日大藤沢(神奈川)が行なわれ、10人ずつが蹴り合う壮絶なPK戦の末に、仙台育英が競り勝って8強入りを果たした。

上写真=日大藤沢の10人目を止め、勝利を引き寄せた仙台育英GK佐藤文太は応援席に向けてダッシュ!(写真◎近藤俊哉)

■2020年1月3日 全国高校サッカー選手権3回戦(神奈川・等々力陸上競技場)
仙台育英 0-0(PK9-8) 日大藤沢

1989年度以来のベスト8

 前半から日大藤沢が積極的にシュートを放つものの、仙台育英は粘り強い守備で対応。ただ仙台育英は攻撃で思うようにシュートまで持ち込めず、前半のシュートは1本、後半はゼロだったが、日大藤沢も決め手を欠き、0-0のままPK戦にもつれ込んだ。7人目までお互いが全員成功した後、8人目で仙台育英が先に止められたが、続く相手のキックをGK佐藤文太が止め、決着はつかない。最後は10人目、仙台育英は先に成功し、相手のキックを再びGK佐藤がセーブ。激闘を制した仙台育英が、1989年度以来の8強入りを決めた。

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