シント=トロイデンVV(STVV)は10日、香川真司と加入に関する契約について基本合意に達したと発表。渡欧後、メディカルチェックなどを経て、正式に契約を結ぶ。香川は昨年12月にPAOKテッサロニキFCとの契約を解除していた。

上写真=STVV入団で基本合意した香川真司(写真◎Getty Images)

立石CEOは「彼の進化に懸けてみます」

 STVVは、MF香川真司との選手契約が基本合意に至ったと発表した。現地入りした後、メディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定となっている。

「初めまして、香川真司です。強い気持ちを持ってSTVVに加入することを決断しました。チームの目標を達成するために、自身のプレーや経験で貢献していきたいです。早く有観客で試合が開催されて、ファン、サポーターの皆さまの前でプレーできる日を楽しみにしています。今後とも応援よろしくお願いいたします」

 昨年12月にギリシャのPAOKテッサロニキFCとの契約を解除し、その動向が注目されていた。STVVの立石敬之CEOは「今回の香川選手との契約は、STVVにとっても香川選手自身にとっても新しいチャレンジとなります。皆さんが持っている香川選手のイメージとは違うものを私たちは生み出したいと思います。STVVが更なる高みを目指すために彼の進化に懸けてみます」とのコメントを発表。期待を寄せている。

■香川真司(かがわ・しんじ)
・生年月日:1989年3月17日
・ポジション:MF
・出身地:兵庫県
・身長/体重:175cm/63kg
・経歴:C大阪(2006-10)→ドルトムント(ドイツ/10-12)→マンチェスター・U(12-14)→ドルトムント(14-19)→ベジクタシュ(トルコ/19)→レアル・サラゴサ(スペイン/19-20)→PAOKテッサロニキ(ギリシャ/21)


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