12月7日、日本サッカー協会(JFA)は来年1月21日に行われるキリンチャレンジカップ2022のウズベキスタン戦に臨む日本代表のメンバー22人を発表した。1月27日に中国、2月1日にサウジアラビアを迎えるFIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選のホーム連戦に向けた強化の一環。オンラインで会見に臨んだ森保一監督は、「最終予選に臨む最善の準備につながる」とこのテストマッチの意義を語った。

上写真=荒木遼太郎(左)、小柏剛と若く勢いのあるアタッカーが初めてフル代表に招集された(写真◎Getty Images)

「まだまだいい選手がいることを見せてほしい」

 来年1月21日に中国、2月1日にサウジアラビアを迎えるにあたり、森保一監督が望んだ強化策として、ウズベキスタンと1月21日に埼玉スタジアム2002で行うテストマッチ。国外組は各国でリーグ戦が行われていてこの試合は欠場することになるが、ゲームコンディションはできている。しかし、国内組はオフ明けのため、その調整の場として設けられた格好だ。

 森保一監督は「国内組で構成される代表ということで、私にとって楽しみです」と前向き。「Jリーグで活躍する国内組にまだまだいい選手がいるということを、この試合の中で見せてほしい」とエールを送った。「序列をひっくり返す可能性はある」と期待を寄せるだけに、選手たちには大きなチャンスになる。

 なお、海外移籍の可能性がある選手については、正式決定した場合はその選手に代わって別途、追加招集の可能性があることも、反町康治技術委員長から示された。

 全10試合で行われる最終予選で、グループBに所属する日本は6試合を終えた時点で2位。2位以内であればワールドカップ出場権を手にすることができ、3位の場合はプレーオフに回る。

ウズベキスタン戦招集メンバー

▼GK
権田修一(清水)
谷 晃生(湘南)

▼DF
長友佑都(FC東京)
佐々木翔(広島)
酒井宏樹(浦和)
谷口彰悟(川崎F)
山根視来(川崎F)
中谷進之介(名古屋)
瀬古歩夢(C大阪) ※
西尾隆矢(C大阪) ※

▼MF/FW
大迫勇也(神戸)
稲垣 祥(名古屋)
江坂 任(浦和)
武藤嘉紀(神戸)
脇坂泰斗(川崎F)
相馬勇紀(名古屋)
前田大然(横浜FM)
旗手怜央(川崎F)
小柏 剛(札幌) ※
上田綺世(鹿島)
渡辺皓太(横浜FM)
荒木遼太郎(鹿島) ※

※は初代表

【スタッフ】
▼監督
森保 一
▼コーチ
横内昭展
齊藤俊秀
上野優作
▼フィジカルコーチ
松本良一
▼GKコーチ
下田 崇


This article is a sponsored article by
''.