明治安田J2・J3百年構想リーグの地域リーグラウンドWEST-Bグループ第16節が5月10日に行なわれ、ガイナーレ鳥取とギラヴァンツ北九州が対戦した。鳥取が前半に先制したものの、前半終了間際に退場者を出して後半は10人での戦いに。優位に立った北九州がPKで同点としたが、その後は粘りのディフェンスを見せた鳥取が1失点に抑え、PK戦で勝利して勝ち点2を得た。

上写真=後半は北九州が10人になった相手を攻め立てたが、1失点でしのいだ鳥取がPK戦で勝利をつかんだ(写真◎石倉利英)

■2026年5月10日 J2・J3百年構想リーグ第16節(@Axis:観衆1,887人)
鳥取 1-1(PK5-4) 北九州
 得点:(鳥)星景虎
    (北)渡邉颯太

「全部出し切ってくれた」

 前線からプレッシャーをかけてボール奪取とショートカウンターを狙う鳥取に対し、北九州もボールを大きく動かしながら前進して一進一退の攻防が続いたが、28分に鳥取が均衡を破る。ゴール前でFW三木とMF矢島がワンタッチパスの連続で守備網を破り、最後はFW星が右足でゴール左に決めた。

 北九州も前半アディショナルタイムの45+1分、MF平原のパスをMF河辺がヘッドで流し、FW渡邉が敵陣中央を抜け出したところで、鳥取DF二階堂のファウルで倒される。これが決定的な得点機会の阻止で二階堂は退場となり、後半から数的優位で戦うことになった。

 後半は北九州がボール支配率で圧倒し、左右への揺さぶりや中央への縦パス、ミドルシュートなどで得点を狙うが、鳥取は粘り強く対応。逆に66分にはカウンターで攻め込み、MF小澤の左からのクロスがファーサイドでフリーになっていた矢島に通ったが、ダイレクトでの折り返しがずれ、追加点とはならない。

 ピンチをしのいだ北九州は70分、エリア内右サイドに入り込んだDF星がクロスを送ると、鳥取の小澤のハンドリングの反則でPKを獲得。これを渡邉が決めて(得点時間は72分)、同点とした。

 なおも北九州は逆転を狙って猛攻を仕掛けたが、鳥取はGK桃井など守備陣が懸命に体を張り、2失点目は許さずに90分間を終了。勝負の行方はPK戦に持ち込まれた。

 両チームとも3人目までは全員が成功したが、先攻の北九州は同点PKを決めていた渡邉がクロスバーの上に外してしまう。鳥取は5人全員が決め、勝ち点2をもぎ取った。林健太郎監督は「勝ち点3を取るチャンスはあったと思う」としながらも「守備は本当にタフに、ハードに守ってくれましたが、勝ち点1では終わりたくなかった。PKも全員が決めるのは簡単ではないので、集中して最後まで力を振り絞って、全部出し切ってくれた」と選手たちの奮闘を称えていた。

取材・写真◎石倉利英

▼出場メンバー
・鳥取: GK桃井玲、DF二階堂正哉、荒井涼、鄭翔英、金浦真樹、MF小澤秀充、木内達也(52分:東條敦輝)、矢島慎也(69分:高柳郁弥)、本保奏希(69分:藤田一途)、FW三木直土(90+2分:篠田大輝)、星景虎(HT:大嶋春樹)

・北九州:GK杉本光希、DF長谷川光基、星広太、西袋裕太、MF平原隆暉(80分:木實快斗)、河辺駿太郎(69分:吉田晃盛)、熊澤和希(62分:髙橋大悟)、岡野凜平、吉原楓人(80分:平松昇)、福森健太(69分:吉長真優)、FW渡邉颯太


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