上写真=鳥取市内のショッピングモールでチラシを配布する大城。古巣との対戦に向けて来場を呼びかけた(写真◎GAINARE TOTTORI)
「こういう活動は大事」
ルヴァンカップは今季から大会方式が刷新され、J1からJ3のJリーグ全60クラブが参加する大会に生まれ変わった。それに伴って今回が初出場となる鳥取は、24日19時30分からホームのAxisバードスタジアムで行なわれる1stラウンド2回戦で、浦和と対戦する。
この日の告知活動にはキャプテンのMF世瀬啓人、浦和ユース出身で2019年にトップチームに昇格した経験を持つDF大城蛍のほか、GK櫻庭立樹、FW田中翔太の計4人が参加。鳥取市の鳥取県庁とイオン鳥取店に分かれてチラシ配布とチケット販売を実施した。
各選手はチラシを配りながら、通りがかった人々に声を掛けて来場をアピール。鳥取県庁で行なわれたチケット販売で購入した人もおり、世瀬は「多くの方に『見に行くよ』と言ってもらいました。一人でも多くの方に試合のことを知ってもらい、スタジアムに来てもらうためにも、こういう活動は大事」と手応えをつかんでいた。
クラブは車での来場者向けに、ヤマタスポーツパーク(布施総合運動公園)、イオン鳥取店に臨時無料駐車場を設置するほか、鳥取駅周辺に9カ所の無料提携駐車場も準備。ヤマタスポーツパークと鳥取駅からは臨時無料シャトルバスも運行される。
チケットは4月20日時点で販売中の席種もあるが、バックスタンド自由席(中央)、メインスタンド指定席の一部、浦和側ゴール裏自由席などは完売している。担当者は「完売に近づいている席種もありますので、観戦予定の方は早めにご購入いただき、ぜひ多くの皆さんにスタジアムに来ていただきたいです。ガイナーレを後押ししていただくとともに、普段は鳥取では見られないJ1クラブの迫力を体感してほしい」と語っている。