ガイナーレ鳥取が、ファジアーノ岡山DF増谷幸祐の完全移籍での加入を発表した。最近2年間は負傷でほとんどプレーできていない状況でのオファーに対し、感謝と決意のコメントを発表している。
上写真=2020年のリーグ開幕戦でプレーする増谷。これ以降は公式戦出場がなく、鳥取で再起を期す(写真◎FAGIANO OKAYAMA)
「常に前向きなサポートを!」
1993年7月1日生まれ、広島県出身の増谷は、愛媛FCユース、日本体育大を経て2016年にFC琉球に加入。19年途中に岡山に期限付き移籍し、20年に完全移籍して岡山でプレーしていた。
岡山では19年に明治安田生命J2リーグで14試合に出場し、20年もリーグ開幕戦にフル出場したが、その後は恥骨を痛めて離脱。20年の残りのシーズンと21年は公式戦出場がなく、11月末に岡山との契約満了が発表されていた。
増谷はクラブを通じて「はじめまして! 増谷幸祐です! ここ2年のプレー実績がないにもかかわらず、私のことを信じてオファーを出してくださったガイナーレ鳥取を、もう一度J2に返り咲かせるために、全身全霊を懸けて戦っていきます! 常に前向きなサポートをよろしくお願いします!」とコメントを発表。鳥取への感謝とともに、自身の再起と、2013年以来となるクラブのJ2復帰への貢献を誓っている。