大分トリニータから期限付き移籍で加入したMF坂井大将が、新天地での飛躍を期している。髙木理己監督の誘いを受けて鳥取でのプレーを決意。4月には結婚を発表し、新たな責任感とともに再開への準備を進める日々だ。

上写真=活動を再開した鳥取で練習に励む坂井(写真◎ガイナーレ鳥取)

「必要とされているところで」

 ガイナーレ鳥取は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、4月11日から活動を休止していたが、鳥取県内での感染拡大の状況と、鳥取県から発令された新たな指針を踏まえ、5月7日から段階的にトップチームの活動を再開。感染リスクの回避を徹底しながら練習を進めている。

 今後は公式戦の再開を視野に準備を加速していくことになり、いずれ選手間のポジション争いも始まる。そこに向けて気持ちを新たにしているのが、大分トリニータからの期限付き移籍で加入したMF坂井大将だ。

 大分トリニータU-15、同U-18を経て2015年にトップチームに昇格した後、海外のクラブやアルビレックス新潟に期限付き移籍。昨季は大分に復帰したが、シーズン途中で当時J3のザスパクサツ群馬に期限付き移籍した。今季、鳥取に新天地を求めたのは、昨季から髙木理己監督の誘いを受けていたからだという。

「理己さんから去年も誘ってもらって、そのときは大分に残ることを選択しましたが、去年の年末にまた誘っていただいて。必要とされているところでサッカーをしたい、鳥取のスタッフの元で成長して、上に上がっていければと思い、ここに来ることを決めました」

開幕に向けてコンディションを整えていたが、公式戦が延期、チームの活動も休止となり、「難しい状況でしたが、心と体のパフォーマンスを落とさないように意識していた」と振り返る。「しっかりした練習場も、クラブハウスもあって充実している」と語る環境で、準備に余念がない。

活動休止中の4月22日には入籍を発表した。「いろいろなところから『おめでとう』とメッセージをもらいました。うれしかったですし、これまでかかわってくれた方々に感謝したい」と喜び、「支え合いながら、2人で頑張っていきたい」との言葉に自然と力がこもる。

「コーチングで周りを動かし、パスでリズムを作って、ゴールに絡む動きをしたい」と鳥取でのプレーをイメージし、「1年を通して試合に出ることが目標」と意気込む。人生の伴侶を得た23歳が、プロ6年目のシーズンに挑む。

文◎石倉利英 写真◎ガイナーレ鳥取

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