J3の藤枝MYFCは24日、2019シーズンをもって現役を引退した成岡翔氏が、クラブで初めてのアンバサダーに就任することを発表した。成岡氏は今後、アンバサダーとしてクラブと地域を繋ぐ活動をしていく。
上写真=昨シーズン限りで現役を引退した成岡氏(写真◎J.LEAGUE)
クラブ初となる役職
静岡県出身の成岡氏は2003年に藤枝東高からジュビロ磐田に加入。2011年に8シーズン在籍した磐田を離れてアビスパ福岡へ移籍し、2013年から17年までアルビレックス新潟でプレー。2018年にSC相模原、2019年に藤枝MYFCへ移籍し、昨季限りで現役を引退した。Jリーグ通算成績は352試合出場、42得点。
アンバサダー就任に際し、クラブ公式サイトで発表された成岡氏のコメントは以下の通り。
「2019シーズンに選手として加入し1年間プレーさせていただいた地元のチームで、クラブ初となる役職に就くことは大変光栄であり、身の引き締まる思いです。藤枝に加入するにあたり私が経験してきたことを還元しプレーで恩返しすることと、ピッチ外でもっとクラブの価値をあげるために活動していくことを心がけていました。選手としてや、その他の活動でもなかなか貢献できず、引退を決めたときはその部分が心残りでした。
今回アンバサダーとしてのオファーをいただき、去年出来なかった事を思う存分できると思い、引き受けました。クラブ史上最高順位の3位で終えた昨年、今年はJ2昇格を現実的に捉え、行政やスポンサー企業様、地域の皆さま、サポーターの皆さまと一体となり目標を達成できるように、私自身、選手とは別の角度からクラブのためにお手伝いしていきたい思います。クラブがJ2に昇格し、さらに大きなクラブになるように様々な活動をしていきます。皆さまよろしくお願いします」