1月17日、FC岐阜が、松本山雅FCからFW高崎寛之を獲得したと発表した。新たな攻撃の柱として期待されるほか、高崎は過去に3度昇格を経験しており、J2復帰を狙うチームにおいて、その経験が大きなプラスをもたらしそうだ。

上写真=高崎は心機一転、2020年から岐阜でプレーすることになった(写真◎J.LEAGUE)

酸いも甘いも知る男

 まさに昇格請負人だ。2012年にヴァンフォーレ甲府(27試合5得点)、2013年に徳島ヴォルティス(25試合2得点)、2018年に松本山雅FC(41試合7得点)で、J1昇格を成し遂げた。その経験は稀有なもの。今回、松本山雅FCからFC岐阜に加わることになったが、1年でのJ2復帰を目指すチームに、自らの経験を還元したいと本人も考えている。

「僕は昇格を3回経験しています。J3の舞台は初めてですが、J2復帰のために自分の持っている力を全て出したいと思います」 

 188センチ、78キロの屈強な体で相手DFを背負いながら味方のボールを収め、巧みなポストワークでチャンスを創出。自らも果敢にゴールを狙うストライカーは2020年シーズン、岐阜の攻撃を促進する存在として期待されている。

 高崎自身、J3は初めての舞台となるが、やることは変わらない。攻撃を活性化させること。ゴールを生み出すこと。そしてチームを勝利に導くこと。さらに、昇格を成し遂げること。

 今年3月で34歳。酸いも甘いも知り尽くした男が、長良川に降臨する――。


This article is a sponsored article by
''.