大分トリニータは1月7日、京都サンガF.C.からMF中川寛斗を完全移籍で獲得したことを発表した。2021年に湘南ベルマーレから京都に移り、昇格メンバーの一員となったものの、出場は11試合にとどまっており、新たな挑戦の道を選んだ。

上写真=中川寛斗は京都では1年のみのプレーだったが、昇格の一員になった(写真◎J.LEAGUE)

京都を「陰ながら応援させていただきます」

「大分トリニータに関わる全ての皆さま、はじめまして、中川寛斗です。
 強い意志、覚悟で決断しました。
 全身全霊で闘います。
 そして、大分のフィロソフィーである‟感動“を体現します。
 応援宜しくお願いします!!」

 中川寛斗が強い気持ちで新天地へとやってくる。2021年は京都サンガF.C.の一員としてJ1昇格を経験したものの、プレー機会は限られてわずか11試合。それだけに、大分トリニータで再出発にかける思いは強い。

 155センチと小柄ながら、テクニカルなボールさばきで攻撃を担うMF。下平隆宏監督が就任した大分はパスサッカーを継続するだけに、その技術が生きるはずだ。下平監督とは柏時代にもともに戦っているだけに、お互いに理解し合えるのは大きい。

 京都ではわずか1年のプレーとなったが、ファン・サポーターに感謝の言葉を残している。

「京都の街、京都サンガF.C.を応援する皆さまに1年という短い期間でしたが、お世話になりました。今年J1の舞台で飛躍することを願い、そしてサンガが京都の代表となる。そんな日を陰ながら応援させていただきます」

中川寛斗(なかがわ・ひろと)
■ポジション:MF
■身長/体重:155cm/60kg
■出身地:埼玉県
■生年月日:1994年11月03日
■経歴:ジップSC - 大東少年団 - 柏レイソルU-12 - 柏レイソルU-15 - 柏レイソルU-18 - 柏レイソル - 湘南ベルマーレ - 柏レイソル - 湘南ベルマーレ - 京都サンガF.C.
■出場記録
J1:99試合10得点
J2:14試合0得点
J3:4試合0得点
リーグカップ:21試合2得点
天皇杯:14試合0得点
ACL:3試合0得点


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