上写真=2022シーズン、栃木を指揮することになった時崎悠監督(写真◎TEGEVAJARO MIYAZAKI/J.LEAGUE)
両親の生まれ故郷、作新学院出身という縁
今季限りで田坂和昭監督が退任し、後任の決定が待たれていた栃木の新監督が決まった。時崎監督は現役引退後の2007年から指導者の道に進み、福島のほか、湘南でコーチを務めている。
「栃木SCに関わる全ての皆さま、はじめまして。来季より監督に就任することになりました時崎悠です。宜しくお願いいたします。
『KEEP MOVING FORWARD』という素晴らしいクラブフィロソフィーのもと、栃木スタイルの構築と体現を追求していきます。
アグレッシブなフットボールでスタジアムで声援を送ってくださる皆さまと一体となり戦い、勝利を掴み取るために全力を尽くします。選手、スタッフ、フロントスタッフ、アカデミースタッフと共に、栃木SCが更に愛されるクラブになるために懸命に努力い
たします。
栃木県は私の両親の生まれ育った故郷であり、私も作新学院出身で、プロ選手として活躍するきっかけをくれた場所でもあります。県民の日、6月15日生まれでもあることから不思議な縁を感じています。栃木SCを愛する皆さま、共に強いチームを作っていきましょう。宜しくお願いいたします!」
新監督は、アグレッシブかつ熱い戦いで勝利を重ね、サポーターに愛されるチームを作りたいと決意を語っている。
■時崎 悠(ときさき・ゆう)
・生年月日:1979年6月15日(42歳)
・出身地:福島県
・指導歴:2007年 FCペラーダ福島(現・福島ユナイテッドFC/2007年)監督→福島(監督代行08年9月-09年)→福島コーチ(10年-11年)→福島監督(12年-13年)→湘南ベルマーレユース(U-18)コーチ(14年)→湘南U-18監督15年-16年3月)→湘南トップチーム・コーチ(16年4月)→湘南U-18監督(17年-18年)→湘南U-15EASTコーチ(19年)→福島ヘッドコーチ(19年)→福島監督(21年)