ジュビロ磐田は13日、アスルクラロ沼津を退団した中山雅史がトップチームコーチに就任すると発表した。2015年から沼津の所属選手となっていたが、2021年シーズンはコーチとして古巣磐田に復帰し、チームの勝利に力を注ぐことになった。

上写真=古巣である磐田にコーチとして復帰する中山雅史(写真◎J.LEAGUE)

現役選手のトレーニングをひとまずやめて、コーチに

 中山雅史新コーチが磐田の公式HPで発信したコメントはシンプルだが、力強いものだった。

「この度ジュビロ磐田のコーチとして帰る事になりました。J1昇格に向けて、鈴木監督を全力でサポートしていきます。よろしくお願いいたします!」

 黄金時代を築いた磐田に12年ぶりにコーチとして復帰した。監督と選手の関係で栄冠を手にした鈴木政一監督ともに、今後は監督とコーチの関係となって数々の栄冠を獲得すべく、力を注ぐ。まずはJ1復帰が目標だ。

 また退団することになった沼津には以下のメッセージを送った。

「この度、アスルクラロ沼津の現役選手のトレーニングをひとまずやめて、ジュビロ磐田のコーチとして活動する事に決めました。2015年から2020年の6シーズン、ほぼリハビリで過ごしましたが、U18のコーチをこの2年間させていただき、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会にも出場し、子どもたちの成長を見ることができた事を幸せに思います。
 またいつか沼津に戻る事があるかもしれません。その時は、よろしくお願いします。ありがとうございました!」

 炎のゴールハンターと呼ばれた男は、磐田にどんな変化をもたらすのか? 注目だ。

中山雅史(なかやま・まさし)
■生年月日:1967年9月23日
■出身:静岡県
■選手歴:藤枝東高校→筑波大学→ヤマハ発動機→ジュビロ磐田→コンサドーレ札幌→アスルクラロ沼津


This article is a sponsored article by
''.